少し前進… [通院]

今日は、東京大学付属病院に行ってきました。
前回書いた通りですが、これまで通っていた病院のスタンスに
ちょっと納得できない部分があり、
ネットで調べるうちに東京大学の付属病院の川合ドクターのHPに辿りつき
ダメでもともとでも…とそちらを受診してみよう、という決断になりました。

行ってよかったと思いました。
まず、大きな病院では何時間も待たされるのに慣れていた私には
驚くほど順調に予約時間ピッタリに診察が始まりました。
これまでの病歴、医師に聞きたいことなども、
あらかじめ渡された用紙に記入して診察を待つシステムだったので
聞きたかったことをウッカリ忘れて、ということもせずにすみました。

川合医師は、患者に緊張を与えるような医者とは違って、
テキパキと必要な情報を聞き、その都度電子カルテに書き込んでいきました。
発作の症状と、病歴をざっと説明したところで、即座に
「きっと薬が合っていないね」と言われました。
症状から「側頭葉のてんかんと疑われる」く、その場合
今の薬(フェノバルビタール)では合わないケースが多いと説明されました。

・乳幼児の頃から発作があること、9歳の頃までは「癲癇」と診察されず、
 9歳の頃に行った病院でやっと癲癇と診断された
・それ以来、怠薬した時以外発作はなかった(デパケン服薬)、
・発作が止まったので近い病院に変えて、数年後、
 「デパケンは小児に多く用いられる薬で、もう20歳も超えたし、フェノバールにしましょう」と指示され、
 薬を変えてから怠薬した時、きちんと服薬している時の差があまりなく、1,2年に1度発作を起こした
・発作の頻度が変わったのか、薬が効いていてその程度で済んでいるのか分らない
・MRIなど、画像診断は受けていない
・発作時の様子(自分は意識を失うのでよくわからないが、主人からの伝聞で)を説明

ここまで説明したところで、駐車場待ちで遅れてきた主人が来て、
改めて発作の様子を詳しく主人から聞き、
・側頭葉部分に起因するてんかんであることが強く疑われる
・脳波とMRIをここの病院で検査をし、治療していく
・今回は、「テグレトール」の処方箋を出す
と説明されました。

悩みとして大きなウェイトを占めていたPMS(生理前症候群)も、発作の一部と説明され、
こちらも(薬が効けば)軽減される可能性が見えてきました。
また、デパケンからフェノバールに変えたいきさつを聞いて「逆なんだけどね」とも言われました。
子どもも(妊娠も)望んでいるのですが、という話も聞いてもらえたので
その点も考慮して治療方法を考えてもらえそうです。

なんだか、モヤモヤとしていたところがスッキリしました。
…薬を変えてからの10年以上、無駄に過ごしてしまったのですが
これでそれも終わりになるかも、と思えるのが救いです。

100713__37.JPG

酷暑の中、薔薇たちがポツポツとまた花をつけました。
株の負担を減らすためにも、室内で楽しむことにしました。
(写真は、レイチェル・ボウズ・ライアン。暖かい色の一重、優しい花です)
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